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支所トピックス

【協和支所】「さろんカーネーション」と「になはずし」
2023-04-19
カテゴリ:協和支所
「秋田おばこ節」の手拍子に合わせて即興で左側一番奥の方が手踊りしています

前回の投稿で匂わせていた新しいサロンが落合集落において立ち上がりました。名前は「さろんカーネーション」。名付けた方によると、カーネーションは母の日に贈る親しみやすい花で、花言葉では「無垢で深い愛」との意味があることから命名したそうです。「サロンふらっと」で代表を務めていた、茂木優子さんを含む4名の方が発起人となり、集落内の全戸にボランティア募集のチラシを配布したところ、14名の方々からボランティアとして協力をいただけることになりました。


4月8日(土)に落合自治会館で開催された第1回のサロンに早速お邪魔したところ、ボランティア11名と参加者7名の合計18名の方が参加し、レクリエーション・滑舌トレーニング・茶話会で交流しました。今年度はとりあえず試行的に、偶数月の土曜日、午前10時から正午までの2時間でやっていくそうです(次回は6月17日の予定)。同じ地域で暮らしている昔からお互いの顔を知っている方々ですが、2か月に1回という頻度で定期的に交流する機会は無かったため、話が尽きることなく賑やかなサロンの船出となりました。

 

事前に茂木さんから「この地域では、春には『さなぶり』、秋には『になはずし』をやっているので絆が強い」との話を聞いていました。「『になはずし』って・・・?」と聞いたことのない言葉に年配の方への聞き取りやネットで調べてみたところ、「になはずし」は漢字では「荷縄はずし」で収穫後の慰労会とのことです。集落全体が家族のようなつながりのある落合集落だからこそ続いてきた行事であり、今後は「さろんカーネーション」が集落内の絆をさらに強くする行事のひとつとして大きな役割を果たしていくのではないかと思います。

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